1999-04-13 第145回国会 参議院 財政・金融委員会 第10号
利息制限法と出資法上の貸出制限金利との間にずれがあると。
利息制限法と出資法上の貸出制限金利との間にずれがあると。
一方こうした中で、金融制度調査会がこうした地域金融機関と申しますか、協同組合金融機関を含めまして今後のあり方について御議論をいたしておりまして、その答申におきましては、貯貸率の著しい低下への対応とか、農村地域への活性化の役割発揮ということから、員外貸出制限の緩和についてその必要性を指摘しているわけでございます。
あわせて、貸出制限が拡大されると、特に零細企業への貸し出しが十分行われないのではないかということが非常に懸念されます、心配されますけれども、その点についてのお考えはどうかということをお尋ねしたいと思うのです。
○西川彌平治君 そういたしますると、私はこの指定預金の引揚げがまあ相当中小金融機関に対しまして相当な私は貸出制限のフアクターになつておるような感じをいたしておるのでありまするが、今後の貸出延期、又新規預託等のことはどうなるか知りませんが、これは十分お考え願わないと、そのしわ寄せが殆んど中小企業に私は参るのではないかということを痛感するのでございまするが、その点については如何でございましようか。
掛声といいますか、緊縮予算の編成とでもいいますか、そういうことからいたしまして、まあ物価の引下げ、物価を引下げるためにはまあ日銀あたりの協力を得ましていろいろな貸出等に対する制限がされておるわけでありますが、そういう貸出の枠とでも申しますか、制限をいたしまするものが、政府機関の貸出との関係におきまして、だんだんと今まで中小企業が一般金融機関から金を借りておるものが、要するに緊縮方針によるところの貸出制限
その公庫が、法律によつて或る特定の地域に限つては貸出制限をする、そうして住民の意思というものがそれによつて制限せられるというようなことは、私非常にどう考えても疑点がある。
それで貸出制限のことについても非常に問題がありまして、大蔵省の権限の問題もありますし、日本銀行法の改正の問題もあります。日本銀行も戦時中国家の総力戦を達成するに必要な機関のように、ドイツの真似をしてあれを作つたわけです。ですからそういうふうに全体としての日本銀行法、或いは普通銀行法、こういうものの改正等と一体をなして長期信用銀行というものは考えなくちやならないと思うのです。
この銀行によつて貸出制限のこういう問題で何回もぶつかつておるようでありますけれども、一体この銀行がまだ出て来ないうちに、こういう長期信用銀行というものが出て来る。又開発銀行においても今ウエイトの中心を開発に非常に置いておる。一体この銀行法の今度の改正法との関連において今後のその長期金融政策というものをどういう体系においてやつて行くか、その点どうも我々わからないのです。
金詰りの原因としまして輸出不振を含めまして売行不振が一二・四%、親工場、問屋の支拂遅延を含む売掛金回収の不円滑が二・〇八%、貸倒れの増加、滞貨による資金の固定化等販売関係に基因するものが四四・五%、以上申上げますように貸倒れの増加、或いは滞貨による資金の固定化等の販売関係に原因するものが四四・五%、税の負担加重と徴税の強行によるものが一九・五%、貸出制限、借入金の回収の状況、その他銀行関係のものが一二
金融引締めのために、作爲的に政府は政府の事業の支拂を遅らせたり、或いは日本銀行等におきまして、極度の貸出制限を行うことが果して生産拡張のために妥当か否か、角を矯めて牛を殺すようなことが起きやしないか、私といたしましては甚だ懸念にたえません。この点につき大蔵大臣の善処方を要望いたす次第であります。